- 2021/09/16
-
大宮開成中学高等学校
●昨年度の合格最低点は下記の通りです。
【先進】180 【I類】161 【II類】145
●2割程度の受験生が入試当日のアップ合格を利用しています。
例えば、
英検準二級取得者は+0.5
二級取得者は+1.0
が北辰偏差値上位二回平均に加算されます。
●今回は各教科主任の先生方からアドバイスをいただきました。
秋からの学習の参考にしてください。
(国語)
現代文は評論文・小説ともに長めの文章が出題されますので、速読力が必要です。
本文に根拠を探しつつ解くことを心がけてください。
古文は難しい言葉には注や現代語訳がつきますので、省略された主語を補いながら読むようにしてください。
知識問題は漢字など語彙力を問う問題や口語文法の他、係り結びなど古文文法や文学史も出題されます。どれも基本的な内容が出題されますので、よく準備しておくことが大事です。
(英語)
入試問題の特徴は、長文読解問題が2題出題されることです。
また、長文読解問題は、全体の45%程度の配点になっていることも特徴です。
文法問題に関しては、1つの分野に偏ることなくすべての分野からまんべんなく出題します。
しかし、受験生が学習していない知識を問うような難問、奇問は出題しません。
中学校で学習する範囲をしっかりと定着させておくことが大切です。
(数学)
特徴は、時間に対して問題数がやや多いことです。
大問1の計算問題、大問2の文章問題では基礎的な内容を問いますが、早く・正しく計算する力がないと時間が足りなくなります。
また、後半の大問3 (2)、大問4・大問5(3)ではやや難しい応用的な問題が出題されるので、残り時間内で解けそうな問題を見極めることも大切です。
問題の傾向は過去3年で大きく変わっていませんので、過去問を解いて出題の傾向を把握し、時間配分の目安もあらかじめ決めておくとよいでしょう。