- 2025/11/17
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【藤進ブログ】国立大初の「コスメ学部」誕生! 性別問わず、〝躍動する力〟を身につける!
●来年4月、佐賀大学に
「コスメティックサイエンス学環」が
国立大学法人として日本で初めて設置されます。
化粧品作りに必要な知識を
「化学」「生物学」「デザイン」などの観点から
網羅的に学べる環境です。
◇化粧品は〝最先端科学技術の結晶〟です!
化粧品は科学と
どう結びついているのでしょうか?
化粧品と科学は「遠い存在」に
感じられるかもしれません。
しかし、化粧品は私たちの想像以上に
「高度な科学技術の結晶」です。
化粧品は、肌に効果のある成分を届ける
=「浸透しやすくする」他
「腐敗を防ぐ」「酸化を抑える」など
さまざまな機能を果たす化学物質が
複合して成り立っています。
物質の性質を理解するためには
「化学」の知識が、
そして物質が体の中に入った時の作用は
「生物学」の知識が必要となります。
例えば、一般的な乳液やクリーム状の化粧品には
油分と水分をなじませる
「界面活性剤」という物質が配合されていますし
日焼け止めには、紫外線を反射するために
「金属酸化物」が使われます。
すべての化粧品に何らかの用途で
化学物質が配合されています。
◇理系・文系の枠を超えたプログラム!
多様な複数の学問分野にまたがり、
横断的に学ぶため、
「学環」という名称を用いています。
「化学」や「生物学」だけでなく、
人体の構造を理解する「医学」の知識や
化粧品を売るための「マーケティング」や
関連する法律を学ぶ「経済学」の知識、
パッケージデザインやブランドイメージを創る
「デザイン」の知識も必要とします。
理系・文系の枠を超えた学問領域が
環のようにつながり、
互いに学びを深め合うイメージです。
◇化粧品企業でインターン、そして社会で活躍!
化粧品関連企業や研究機関、自治体と協力し、
研究者による特別講義や
インターンシップを予定しています。
そして4年間の学びを経た後は、
大学院に進学してさらに専門性を磨くほか、
化粧品そのものや
その原料を扱うメーカーへの就職が想定され、
研究開発、品質管理、マーケティング、
商品企画といった職種に携わります。
また、卒業と同時に
「毒物劇物取扱責任者」
「化粧品総括製造販売責任者」の
申請資格が得られます。
化粧品に関連する知識だけでなく
化学物質の安全管理や
適正利用を扱う職にも携わることが可能ですので
食品や飲料メーカー等での品質管理や
安全管理の仕事にも就けます。
自治体の産業振興部門など、
公的な分野での活躍も期待できます。
野心ある方は経験を積み、
学環で得た知識とアイデアを生かして、
自ら新しい化粧品ブランドを立ち上げ、
起業する道も可能です。
さらに、化粧品の輸入・輸出といった
貿易関連の仕事にも携われ、
グローバルな舞台での活躍も考えられます。
◇イメージにも、やりがいにも
「魅力」が溢れる!
自分が研究・開発に携わった製品がお店に並び、
実際に人々の生活を
豊かにしている様子を直接見られますから、
やりがいにつながります。
今や〝化粧品〟は
性別を問わないものとなっています。
研究開発の現場では男性の研究者のみならず
女性研究者も増えており、
性別に関係なく誰もが活躍できる分野です。
コスメ好き、科学好き、
その両方を学びたい…
意欲あるみなさんを
待ち構えている分野と言えるでしょう。
(参照:高校生新聞)