- 2025/09/08
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【藤進コラム】もう一度確認! やはり国語はすべての教科の基本だ!
●国語は
〝日本語として使えているから問題ない〟
〝成果が見えにくい〟
という理由で、後回しにされてしまう教科です。
ですが、〝何気なく使える〟のと
〝きちんと使える〟のとでは雲泥の差です。
読解力があれば、書かれた内容を正しく理解できます。
記述力があれば、自分の考えや意見を明確に書き表せるようになります。
これらは「学年が上がって必要になったら」と後回しにしていると
どんどん言葉が難しくなり、支障が出てきます。
読み書きが正確にできてこそ
日々新しいことを学び、学んだことを形にして
学力を高めていけるようになります。
●確かに勉強過程において国語の成果は見えにくいです。
しかし、解き方や答え方のコツをつかむことで
点数が伸びていく教科でもあります。
すべきことをすることで
3カ月ほどで80点以上が取れるようになる場合もあります。
こうした成果をきっかけに
学校の授業、テスト、問題集、読書等
さまざまな機会を通して国語力を高めていけば
他教科の成績も伸びていく底力が養われていきます。
「計算は得意だけど、文章題が苦手な子」をお見かけします。
ですが、国語力がつくことで
文章題の理解度が上がり、解けるようになっていきます。
理科や社会も
「問題文が長くて、途中で読むのを放棄してしまう子」がいますが
最後まで読み理解する力と、文章で答えるための記述力がつくことで
学力アップへ繋がります。
そして、読解力が備わると問題集の解説を読む力もつきます。
つまり、自学習をする底力まで大きくなり〝一石二鳥〟となります。