- 2025/06/02
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【藤進コラム】SNSしか見ない人が増加の一途 → 言語力を鍛えると有利だ!
●国語だけではなく
どの教科も学力というのは読解力があるからこそ伸びていきます。
文章理解が正確でなければ、内容を深く理解することはできません。
例えれば
「読解力はないけれど、算数はできる」
という状況はあり得ないということです。
●中高生が本や新聞を読まなくなったとはいえ
読書が好きで月に10冊、20冊もの本を読んでいる生徒さんもいます。
難関校入試に向けて長文読解トレーニングを重ねている生徒さんもいます。
彼らの読解力と普段スマホだけを使っている方の日本語力には大きな差がつき
その差はどんどん開いていくことでしょう。
日本語の理解力の格差はその後も大きくなっていき
社会での競争力にも影響を及ぼすことになるのは明白です。
●これまでは大学までに学んだ知識と
社会に出てからの実務経験で対応してこられた人々も
新しい技術が次々に登場してくる中では
常に新しい知識を理解して応用する能力が求められます。
読解力が十分でない人々はそうした応用力に欠けることになり
周囲に遅れを取ることになるかもしれません。
●逆に考えれば、こうした状況においては
国語力を育むことが大きなチャンスになると言えます。
本や新聞を読む人が減っているからこそ
読む習慣をつけて読解力を養っている人が有利だということです。
できればお子様が低年齢であればあるほど
基本的な日本語を読めて書けるようにしておくと
その後の学習にも大きく役立つはずです。
(参照:和田秀樹「5歳の壁」)