- 2025/05/26
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【藤進コラム】学習は優先順位の高い順から覚えていくべし!
●なかなか勉強が進まないタイプの方がいらっしゃいます。
ひとつのことが気にかかり、それを解消しないと先に進めなくなる方です。
例えば国語の勉強。
「猫の手も借りたい」という慣用句を学ぶとして
このタイプの方は
「どうしてここで猫が出てくるの」 「なぜ犬ではダメなのですか」
と専門家もわからない疑問を持ち、そこから先に進めなくなり
学習量がこなせず、実用技能の習得が厳しくなります。
世の中には道理に合わないことがたくさんあります。
そういうことにひとつずつ疑問符を持つと
時間効率が悪くなる一方になります。
「そんなものか」とスルーし、次に進みましょう。
●物事には優先順位があります。
勉強も例外ではなく、
優先順位Aを学ばなければならない人がBまでを気にしていれば、
その勉強には終わりが見えません。
ですから問題集を一巡し、それを何回か繰り返すことで全体が見えてきます。
1回で全部やろうと欲張らない。
一度で全てを覚えられる人はこの世の中にはいません。
初回ですべてを得るのではなく、何回もやることで知識が深まります。
学習は何度か繰り返すうちに、いつのまにか細部まで理解できるようになっています。