- 2025/04/21
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【藤進コラム】「読書」と「運動」、2つの習慣を手に入れる本を読んでみないか!
●どうすれば 運動 / 勉強 を続けることができるのでしょうか。
皆さんの中にも「運動 / 勉強 を続けたいけど続かない」
とお悩みの方がいらっしゃると思います。
運動 / 勉強 が肉体的・精神的そして経済的に
大切だということは皆さんが承知していることであると思います。
ですので、ここでは継続するためにはどうすればよいか、
それを実証した夢のような本をご紹介します。
●運動 / 勉強 の習慣化ができない理由には、大きく分けて2つあります。
① 続けるべき「強い理由」を知らない。
② 続けるための「コツ」を知らない。
●1つ目の続けるべき「強い理由」を知らない、とは
「運動 / 勉強した方がよい」ことは理解できていても
それだけでは自分にとってメリットが感じられない、ということです。
より強いメリットを感じてもらうために
1冊の本をご紹介します。
◇『脳を鍛えるには運動しかない!──最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(レイティ/ヘイガーマン著、野中香方子訳、NHK出版)
●この本はハーバード大学医学部のレイティ准教授が
「運動すれば脳が鍛えられる」ということを
多くの事例とエビデンスで綴っています。
●この本で最初に目を惹くのが
アメリカ・シカゴにあるネーパーヴィル・セントラル高校での実験です。
この高校では、一部の生徒に対し
「0時限」(ゼロ時間目)に体育の授業を入れたそうです。
すると
『1時間目が始まる前に
最大心拍数の80~90%の間で運動した生徒達は
「朝寝坊を優先して普通の体育にしか出なかった生徒達」と比べ
リーディング力 / 理解力テストにおける1学期間の成績の伸びが
前者17%であったのに対し、後者は10.7%にとどまった』
つまり、学力が伸びた、という結果が出たのです。
●ネーパーヴィル・セントラル高校ではこの実験以降、
「0時限」の体育を「学習準備のための体育」と名付け
カリキュラムに組み込みました。
その結果、TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)で
理科・数学共トップクラスの成績を修めたそうです。
●この続きはぜひ本物の本を手に取り読んでみてください。
GW期間になります。
普段はなかなか取れない読書時間を家族皆さんで楽しむ絶好の機会です。
健康で充実した生活習慣の基盤づくりとなる良書とめぐりあい
多くの幸福を手に入れてください。