- 2025/04/14
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【藤進コラム】 えーっ!「答え合わせ」の後が「勉強」なんだ!
●「勉強」って何でしょう?
「授業を受けてノートをとること」「机に向かうこと」
「宿題をやること」「テストのために頑張ること」…
日々の生活の中、皆さんがたくさんの時間をかけ
取り組んでいることは上記のことではないかな、と思います。
●ですが、
試験のために夜遅くまで机に向かうことでは
個々の取り組みに応じて差が生じるでしょうが
同じように学校で過ごし、宿題をすることにおいては
いわゆる「あの子は頭がよい」とか
「自分はできない」といった差は生まれないんじゃないか—
そう思っています。
●では、「あの子はお勉強ができて、自分にはできない」という現実は
逆転不可能なのか?
—そんなことはないでしょう。
●「勉強」とは
『「できない」ことを「できる」ようにすること』にあります。
たとえば、宿題をすることにおいても
今まで「問題を解いて、答え合わせをして、
正答を赤で書き写して終わり」として提出していたものを
「なぜこんなミスをしたんだろう?」と
自分の間違いを見つめ直すところまで掘り下げてもましょう。
これこそが「勉強」です。
そう考えると、今までやってきたことは、
勉強ではなく「作業」だった、ということに気づきます。
●勉強が苦手な人は「丸付けまで」が勉強だと考え、
勉強が得意な人は「丸付けから」が勉強だと考えている—
このことを、皆さんに声を大にして伝えていきたいです。