- 2025/03/17
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【藤進コラム】去り行く君へ、そして出会う君へ
●人生には、いくつかの大きな節目があります。
入学、進学、就職、結婚といった転換点です。
その中のひとつ、例えば学校選択では
複数の選択肢の中からひとつに絞る必要があります。
ときには決定的な理由がないまま選ばなければならないこともあるでしょう。
それでも通える学校はひとつだけ。
だからこそ、その選択は人生の賭けと言えるかもしれません。
同じことは就職や結婚にも当てはまります。
●こうした選択を経て、新しい生活が始まりますが
その道中で〝本当にこれでよかったのだろうか〟
と思う日が来ないとも限りません。
それは選択直後かもしれませんし、
1年後、あるいは5年後、10年後かもしれません。
そこでどのような意思決定をするか
~ 転身を図るのか、それとも1カ所に留まるか ~
その一歩を踏み出すか踏み留まるかは
自分の人生を左右する大きな決断となるでしょう。
●「一所懸命」という言葉があります。
これは「一生懸命」の元になった言葉で
鎌倉時代の武士たちが命を懸け、自分の所領を守る姿勢を指します。
ひとつの場所に根を張り、そこに人生を賭ける姿勢は
日本人の農耕民族としてのルーツに通じるものがあります。
また「石の上にも3年」ということわざがありますが
成功を収めるまで我慢強く辛抱するという生き方も日本人らしいといえます。
●ただここで心機一転、新たな世界へ飛び込むのか
根を張るまで1カ所に踏み留まるかの選択は
どちらが正解なのか、端的には決められません。
特に変化が激しく、多様性の進む現代社会では
全く新しいニーズや価値観が常に湧き起こり
皆さんの適性や可能性も刻々と変わっていきます。
●ですがどんな環境にあっても
自分の殻を打ち破るチャレンジ精神だけは持ち続けてください。
そして勇気を持って下した選択が、すべて理想通りの結果ではなくても
選んだ場所で過ごした時間の中に、自分だけの価値や意味を見つけ出すことができるはずです。
その価値は、時に何気ない日常の中に隠れていることもあります。
出会った友人との絆、尊敬できる先生や先輩との出会い、
経験を通して得た気づき、そして自分自身の成長。
それらは選択の良し悪しを超え、人生を豊かにする糧となるはずです。
たとえ回り道をしたとしても、人生の経験に無駄なものはひとつもないはずです。
●藤進ゼミナールでの学びを選んだ皆さんには
それぞれの時間がかけがえのないものになることを心から願っております。
私たちスタッフは皆さんを日々全力で支えます。
皆さんは全員が磨けば光る宝です。
それを信じてしっかりと前を向きましょう。
皆さんの成長が我々のいちばんの喜びです。
そして卒業の日には
“この塾で学んで本当によかった”と
心から感じてもらえるよう共に歩んでいきたいと思っております。