- 2024/12/09
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【藤進コラム】〝レンジでチン!たった3分〟の時間にアクティブリコールを!
●〝まとまった時間を、机に向かって勉強する時間にしたい〟
そう思う人は多いと思います。
ですが、移動時間や休憩時間、トイレの時間や誰かを待っている時間などの合間などは
先週・先々週特集した「アクティブリコール」を行う絶好の勉強時間です。
隙間時間が仮に1日30分あるとして計算すると・・・
平日だけで1年で何と120時間以上あることになります。
この時間を、なんとなくSNSを見て過ごすのか、学びに使うのか・・・
とても大きな差が生まれることは目に見えてわかります。
●いつでも空いた時間に勉強や読書ができるように
バッグの中に複数の本やタブレットを持ち歩いていれば
電車の中でも、バスの中でも、コーヒーショップでも
自分を高める勉強ができます。
電車で勉強することが習慣化され、
「電車に乗ること」=「勉強開始の合図」
と公式化された藤進の卒業生は少なくありません。
通学時間帯の電車やバスは人がごった返しパンパン、ムンムンの状態ですが
そんな本を開くことやスマホを取り出せない状況下でも
昨日覚えたことを頭の中で思い出す「アクティブリコール」は
効果的な勉強法となります。
思い出せなかったところは降車後確認し、フィードバックします。
トイレに英単語帳など、短時間で進められる教材を置いてもよいでしょう。
●中国の古典『淮南子(えなんじ)』に
「学ぶにあらずという者は暇ありといえども、また学ぶあたわず」
という言葉があります。
「学ぶのに時間がないという者は、時間があっても学ばない」という意味です。
〝時間がないことを学ばない言い訳にしてはいけない〟と
考えさせられる言葉です。
●部活等の活動で「勉強する時間がない」と感じてしまう人が多いと思います。
ですが、自分の状況や生活を変えるために勉強したいのであれば、
1日の中でどのような隙間時間がどれぐらいあるかを把握し、
勉強に少しでも時間が充てられないか
考えてみることが大切だと思います。