- 2024/11/18
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【藤進コラム】実力試験への向き合い方を体感しよう!
●藤進では春夏冬の年三回、
学校が長期休暇になるタイミングをはかり
「実力試験」の訓練を行います。
実力試験の学習に頭を悩ませる人は少なくないでしょう。
そもそも、実力試験は何のために行うのでしょうか?
そして定期試験との違いは何なのでしょう?
今週は実力試験の意味合いや勉強法をご紹介します。
◎〝実力試験〟って何?
その名の通り、実力をはかるための試験で
主に国語・数学・英語・理科・社会の5教科で執り行われます。
内容は応用問題が出題される場合が多く
実施方法も入試本番に近いのが特徴です。
藤進では学校での新出単元進行が止まる長期休暇をはからい
『実力試験強化訓練』を催し、その直後に実施する本番に備えます。
◎実力試験の目的 = 〝今〟の理解度を測ること!
今までの学習の理解度を測るのが実力試験の目的です。
中学1年生なら1年間の、3年生なら3年間の学習内容から出題されます。
実力試験では自分の実力を知ることができ
かつ志望校を決めるための判断基準に重宝されます。
◎実力試験は学年が上がるほど広範囲になる
前回試験の後から直近まで学習した
内容が問われる定期試験は範囲がそれほど広くありませんが、
実力試験は今までの学習範囲すべてから出題されます。
◎「山を張る」といった行動は禁物!
集中的に出題される箇所やまったく出題されない箇所もあり
どの範囲が出題されるかを予想するのは困難です。
そのため「山を張る」といった行動に出てしまう場合があります。
ただし、この方法は山が当たって点数がとれたとしても
学習内容が定着しているとはいえないため、正しい選択とは言えません。
◎ここに帰結します!「日々の勉強の積み重ねこそ」効果を発揮!
実力試験対策でいちばん有効なのは
普段の学習をきちんと積み重ねていくことです。
実力を測るものですから日々の行動が反映されるのは当然です。
試験直前だけ対策しようと思わず
予習・復習や宿題を通して地道に理解を深めていきましょう。
◎実力試験勉強は受験対策にもなる! 効果的な学習
対策を取りづらい実力試験ですが、勉強法はあります。
内容の理解を深める勉強でもあるため、受験対策にもなります。
実力試験前だけでなく、日々の学習に意識をあててみてください。
◇今までの定期試験を解き直す
定期試験は各期間に学んだ学習項目から
選りすぐった内容で構成されています。
今までに学んだ学習範囲の復習にもなるため
解き直すことをお薦めします。
実際に解いたときにはできていたのに、
後になって解いてみると間違えてしまう問題もあります。
それだけ定着していないということですから
そこに重点を置いて勉強すると効率よく対策が取れると思います。
◇過去問題に取り組む
過去問題に取り組むメリットを挙げます。
① 問題の傾向がわかる
② 本番さながらの雰囲気を感じられる
本番同様の時間を取り決め、感覚をつかむこともポイントです。
時間配分や問題を解く順番などを考えるきっかけになります。
◇疑問をそのままにしない
普段の学習の中で疑問に思ったことがあれば、
その都度解決する習慣をつけましょう。
先生に質問したり、スマホで検索したり、方法はいくらでもあります。
わかるまで繰り返し解き直し、知識を定着させてください。
先送りにすればするほど、
理解するまでに時間がかかりがちになります。
疑問を感じたそのときに対策するのがポイントです。
◇応用問題に挑戦する
今まで憶えたことを活用し
工夫して解く必要がある応用問題に挑戦することで
自ら考える力 = 思考力の養成に繋がります。
◇実力試験は終わった後が大切!
実力試験は自分の実力を測るためのものです。
「できた」「できなかった」という結果云々より、
それをどう活かしていくのかを大事にしてください。
間違えたところをチェックすれば
苦手なところや理解できていないところが把握できます。
そこを重点的に勉強することで実力が高まります。
(参考:https://benesse.jp/kyouiku/202109/20210904-1.html