- 2024/10/28
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【藤進コラム】疲れを残さない!無理のない夜食のとり方
●夜勉強をしていると、
ごそごそと冷蔵庫を開けている…
そんなお子様を見かけた経験がありませんか?
勉強は頭を使うので、お腹が空くのは当然のこと。
ですが、遅い食事が翌日に影響してしまうのも心配です。
今週は気をつけたい食事のとり方と
簡単にできる夜食メニューをご紹介します。
●夜食のポイント— 消化が良く、体が温まるものを取る
夜の食事は消化がよく、胃もたれしないことが理想です。
ですから唐揚げや焼肉などの油をたっぷり使ったものを避け
あっさりしたメニューにしましょう。
カテゴリーでいえば、
中華料理や洋食よりも、和食の方がオススメです。
●食品の消化時間
◇~2時間 食パン、お粥、半熟卵、りんご、バナナ
◇~2.5時間 ご飯、餅、にんじん、牛乳
◇~3時間 うどん、味噌汁、卵焼き、煮魚
◇~3.5時間 ゆで卵、牛肉、かまぼこ、エビ
◇4~5時間 豚肉、ベーコン、天ぷら、うなぎ
◇12時間 バター(50g)
●腹八分目を心がける
お腹が空いたからといって
満腹になるまで食べてしまうと、胃腸に負担がかかります。
すると翌朝になって、胃が重かったり
食欲が出なかったりします。
ゆっくり時間をかけて食べれば
ほどよい量で満腹感を感じることができます。
満腹感を感じるのは食べ始めて20分後くらいから。
暖かい料理や汁物を冷ましながら食べると
自然に時間をかけられます。
●栄養バランスに気をつける
お菓子やデザートを夜食代わりにしていませんか?
これは大きな間違いです。
食事は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」
3種のバランスがとれていることが大切。
これが崩れると、必要な栄養が不足し
太ったり、だるさや疲れを感じやすくなったりします。
お菓子をどうしても食べたいのなら
次のようなものがオススメです。
◇バナナ、ゼリー、プリン、ナッツ類
●それでもお腹が空いたときのお手軽夜食
夜食には暖かく脂肪でカロリーの低いものがオススメです。
◇暖かい汁物
インスタントのカップスープや味噌汁など
具が少し入った汁物がオススメ。
体も温まりリラックスできます。
◇小さめのおにぎり
普通のおにぎりの半分程度の大きさのものを
お茶や汁物と一緒にとれば
しばらくは空腹感を解消してくれます。
◇湯豆腐や茶碗蒸し
湯豆腐はレンジで温めて、ポン酢をかければ出来上がり。
茶碗蒸しも温めるだけで調理できるものを活用します。
●これは避けよう
◇カップめんや菓子パン、お菓子
糖分や脂肪分が多くても偏ってしまいます。
疲れやすさの原因にもなるので気をつけましょう。
◇エナジードリンク
カフェインが多く含むため、
一時的に元気になったように思います。
しかし糖分が多く、
とりすぎるとかえって疲れやすくなります。
※参考文献「ウィズティvol.31 2024autumn」号