- 2024/10/14
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【藤進コラム】基礎をクリアすれば、難しい問題が解ける!
●基礎固めは、その教科をやる上で「骨格」となるものです。
語学は「語彙」と「文法」。
理数系は「計算」と公式や解法を成立させる「理論」の理解。
その部分を押さえれば
難解そうな問題をひも解く発想が浮かんできます。
●試験の出題者は、皆さんが解けない難問をしのばせます。
この類の問題は暗記でカバーできるはずがなく、
基礎を土台にして回答を進め、そしてゴール=解答に辿り着きます。
●普段使っている教科書や問題集で構いません。
「わかる」まで1冊をボロボロにするほど使いましょう。
●ポイントがあります。
それは「基礎」学習に時間をかけすぎないことです。
「大事だから」といって
理解できているのに基礎(解ける問題)ばかりを
繰り返す方がいらっしゃいますが
それでは肝心の問題が解けなくなってしまいます。
試験で問われるのは「暗唱した参考書」の記述ではなく
「参考書の知識をもとにどうやって問題をひも解いたのか」
を採点者に書き示すことです。
●基礎(学校ワーク)は心持ち早めに仕上げ、
そして「応用力錬成」に入り、演習問題を解いていきましょう。
具体的に「基礎固め」「応用力錬成」「過去問題演習」の配分は
受験生の学習期間を「1年」とすると
〈5ヶ月〉:〈5ヶ月〉:〈2ヶ月〉 といったところでしょう。
ということは3月から受験勉強を始めた場合、基礎固めは
夏休みが始まる7月には終わっているのが理想です。