- 2024/09/30
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【藤進コラム】2027年度公立高入試の概要が見えてきた!
~朝日新聞9月27日朝刊より~
●埼玉県教育委員会は26日、
現在の中学1年生が受験する2027年度の公立高校入試について、
全受験生が新たに書くことになる自己評価資料の様式や
面接の配点などを発表した。
学力以外にも多面的な評価につなげ、
学校内外の活動の多様化に対応したいという。
●27年度入試では、
学校側が記入する現在の調査書から「出欠の記録」を削除し、
「特別活動等の記録」などは自己評価資料に記載する。
●自己評価資料には、
中学生活で力を注いだことや自己PRを生徒自身が記入する。
自己評価資料は、面接で活用する。
面接は全ての生徒に対して実施し、
基本点を30点として、学校側が重視する度合いを決める。
面接の評価の観点も公表された。
●現在は、学校によって
部活動の大会成績や生徒会経験などの加点が公表されているが、
こうした固定的な評価ではなく、
個人に応じた多面的な評価につなげるという。
●部活動は学校から地域へ移行が進んでいるため、
学校で活動を評価できないという背景もある。
●不登校の生徒を対象にした特別選抜では、不利益を避けるため調査書を資料にしない。
●新たに導入される共通選抜と特色選抜の組み合わせなど、
各高校の選抜実施内容は25年12月に公表される予定だ。