- 2024/07/15
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【藤進コラム】親子関係向上!「学校三者面談」攻略法!
●1学期の父母面談が終了しました。
ご多忙の中、多くの皆様にご来塾を賜り
厚く御礼を申し上げます。
夏季休暇中の実力強化訓練での指導に向け
有意義なお話し合いをさせていただいた、と実感しております。
●その中で感じたことのひとつ、志望校につきまして、
受験生の有無にかかわらず
まだ具体化していない皆さんがいらっしゃいました。
ここで小塾からの提案!
この夏から、様々な学校やイベントで
文化祭、複数回の学校説明会、個別相談、
そしてイベントホール等で開催される
大規模な合同説明会が開催されます。
受験生以外のご家庭の方にも門戸を広げていますから
気になる学校へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
親御様のリードのもと、お子様が感じたことや
“ここで学んでみたい”という意識の共有ができます。
まだ受験について知見の少ないお子様にとりましても
視野を広げる機会になりますから
ぜひご家庭行事として盛り上げてみてください。
●今週は夏休み三者面談を想定した、
この夏から育む親子関係向上の3つのポイントをお伝えします。
成績upや受験成功のカギにもなりますので、
参考にしてみてください。
①自分の進路を自分で考えて
三者面談の際、担任の先生から
「志望校はありますか?」と尋ねられたとします。
本人のモゾモゾ加減をよそに、保護者の方が
「〇〇校がいいと思っております」と即答される場合があります。
親御様の本心をお子様そして先生に示す、
そのお気持ちは察します。
ですが反面、
お子様が考える機会を奪うことになります。
親御様や先生側から段取りすることもあるでしょうが、
いちばんはご本人が自らの道を考え、決断していく経験です。
周囲の周到さは、当事者の思考を止めてしまいます。
親御様はお子様の意思決定を待つ余裕をお持ちください。
②お互いの気持ちを伝えあって
コミュニケーションには
「言葉に出さなくてもわかってくれるだろう」
と思わせる性質があります。
志望校についても同様、
これまでに何も話し合いをせずに日常を過ごし、
面談の席で初めて
親子相互の意見を披露するご家庭が少なくありません。
◇「できれば公立高校へ進学してほしい」
◇「4年制大学への進学を望んでいる」
◇「あなたの希望するところなら、できるだけ叶えたい」
定期テストの終了や部活動を引退したタイミングで話し合い、
親御さんの望みをどんどん伝えましょう。
◇「あなたをとても大切な存在だと思っている」
◇「部活動をいつも頑張っていると感心している」
◇「あなたは優しい 親として嬉しい」
このような気持ちも表現しましょう。
親子であっても言葉の表してこそ。
照れがあるでしょうが、乗り越え伝えましょう。
そして、お子様の気持ちもよく聞きましょう。
親御様がお子様の話に耳を傾ければ、
お子様も自らのことに真摯に向き合います。
③ご家族で、力を合わせて
「まだわからない・・」
お子様が悩んでいる時こそ、力の見せどころです。
そして親子間の信頼関係をより深めるチャンスです。
◇お子様はどんな学校があるのか知らない
◇知ってはいるが、各校の違いがわからない
◇本当は志望校があるが、学力が足りない
◇親御様の反対にあいそうで言い出せない
どうしても言葉足らずで
自らの考えをうまく表現できない場合があります。
「まだわからない・・」にも様々な意味が入っていますから、
上手に「わからない」の真意を紐解きましょう。
学校選びを一から始める際は“一緒にネットで調べて”
学力が足りない場合は“どうすればよいか、一緒に作戦を立て”
心強いリーダーシップを図ってください。
●成績上昇、そして受験成功の鍵は
「お子様の努力」「親御様のサポート」そして「親子間の意思統一」
-このバランス均衡です。