- 2024/06/24
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【藤進コラム】リビングから広げよう、理科・社会への好奇心
●早くも期末試験が到来。
中間試験が終わり、部活の大会があり
あっという間に期末が立ちはだかります。
●この試験では5教科に4つの実技教科試験が加わり
その数に溺れてしまう感覚に陥ります。
●ままならないのが理科と社会。
ほとんどの皆さんは
日頃 [国・数・英] 3教科の学習がメインで
この試験範囲膨大となるこの2教科には手をつけていない、
というのが常態化します。
その量に圧倒され、試験範囲のワークを
解答を見ながら何となく埋め
試験当日を迎える方が少なくないでしょう。
●ですが、この2教科こそ
遊び感覚の延長で楽しく学べる教科でしょう。
そのきっかけは家庭のリビングで始まります。
① 家族の雑談から
「昔パパはカブトムシの幼虫を飼ってたんだ。
それがある日、いきなりさなぎになっちゃってさ、
知ってはいたけど、それが全然動かないんだよ。
もう、びっくりして・・・」
「一昨年、家族旅行で千葉に行ったの、覚えてる?
帰り道、渋滞にはまっちゃったけれども、
あの辺りは京葉工業地域と呼ばれているところで・・・」
このような何気ない会話、簡単なことで構いません。
教科書を少し見てその範囲・話題を家族の雑談に混ぶしましょう。
テストで出る問題を想定して堅苦しくするのではなく
関連する話題や具体的な固有名詞などを織り交ぜて
リラックスしながら語りましょう。
② 4Kテレビ放送を見ながら
BSなどで四季折々の旅 / 紀行番組を放送しています。
その土地・地域の特徴的な風景や動物・植物を
美しい映像で紹介する映像は心を打ちます。
昨今は円安の影響で海外へおいそれとは行けない状況ですから
ご家庭のリビングで楽しむことが得策です。
ニュースなどを見ている時も
地名が出たら地図や地球儀で指し示せば
知識が立体的になります。
それまで無機質だった授業が
急に自分の身近に感じられるようになり面白くなってきます。
●これらは家族で会話をすればするほど広がる知識で
教科書の丸暗記では覚えられません。
電車好き、車好きなご家庭のお子様は
地名などを覚えるのが得意で、わたしたちを驚かせます。