- 2024/05/27
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【藤進コラム】「勉強すること」って「効率を考えること」なんだ!
●成績が上がっていく方に共通する学習態度に
「反復を嫌がらない」というものがあります。
『「一度問題を解いただけで、確実に覚える」というのは絶対ではない』
ということを理解していて
反復練習することを前提として問題に取り組んでいます。
今解けたか解けないかにフォーカスせず
最終的に解ける自分になっていることをゴールする方は
学力を安定して積み重ねていくことが可能です。
●このようなお子様は、最初から反復することを念頭に
効率よい方法で学習します。
これは学校の宿題をするときも、試験勉強をするときも
同じやり方です。
間違えた問題にはチェックを入れ、ノートに書き写す。
こうすれば2回目は、テキストやノートを開いただけで、
取り組むべき問題がわかります。
簡単なことなのですが、意外と実行しているお子様は少ないです。
これは「×」になることを嫌がる心理から発生します。
2回目も同じようにテキストの最初から取り組み
解き方がわかっている問題まで解いているうちに
全体を復習する時間がなくなってしまう、
というのが多くのパターンです。
●成績の上昇曲線をなかなか描けないお子様は
折角の勉強時間に漢字や英単語などの暗記物に取り組みがちです。
せっかく座って時間をとっているわけですから
鉛筆を使わなければできない問題に取り組み
暗記ものは移動時間やすきま時間に
ゲーム的に取り組んだ方が効率的です。
●時間の使い方にはコツがあります。
こういったことは、自分で気づくことが難しいので、
ご両親が見て導いてあげるとよいでしょう。
子供にも時間と効率の概念が伝わるので、
これから先の人生にとっても大いにプラスになると思います。