- 2024/01/08
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変わる!国公立大のイメージ ~1月8日のお知らせです。
●共通テストが間近に迫りました。
「迅速で正確な情報の取捨選択」
共通テストで試される学力は
現代の知識の尖端が実力に昇華されているかどうかを
はかる検査となっています。
選抜方法も様変わりし
時代の流れに則った仕組みで運営されています。
今週は国公立大学選抜の二大潮流にスポットを当てます。
●拡大する推薦入試
〔学校推薦型選抜〕〔総合型選抜〕は
共に〔推薦入試〕と括られています。
近年、推薦入試による入学者数は
大学入試全体の50.3%(2022年度)となり
一般選抜による入学者数を上回ります。
推薦入試のイメージは私立大にありますが
国公立大もこの15年ほどでその入学者を大きく増やしています。
●東北、中部、中国・四国エリアでは推薦入試枠の比率が高い
国公立大の推薦入試は、地域ごとに状況が異なっています。
一般選抜と推薦入試の募集人員比率をエリア別に比較すると
東北や中部、中国・四国といったエリアでは
全体の約3割が推薦入試による募集となっています。
これらのエリアで推薦入試が拡大の傾向にある背景の一つに
各地域の旧帝大をはじめとする大学が
推薦入試を推進していることが挙げられます。
◇東北エリアの東北大は
推薦入試の募集比率が約3割に達しています。
◇中国・四国エリアの岡山大は
2023年度から一般選抜・後期日程を廃止し
その枠のほとんどを推薦入試の募集人員に回しています。
これら大学の動向に合わせ
各エリアにある他大学にも推薦入試を拡大する傾向が見られます。
●新設「女子枠」!
東京工業大は、2024年度入試の総合型選抜・学校推薦型選抜で
女性を対象とした「女子枠」を導入すると発表しました。
それ以外にも国公立大理工系学部を中心に
推薦入試の女子枠導入が検討されています。
女子枠新設の背景には
◇「女性の理工系人材が不足していること」
◇「学びの場に多様な価値観が求められていること」
などが挙げられます。
理工系に関心のある娘さんがいらっしゃるご家庭は
推薦入試 かつ 女子枠の検討幅が増えるということです。
★学年総決算! 3学期授業が始まります。
1/9(火)より3学期通常授業が動きます。
時間割をご確認の上ご登校くださいませ。
★中学生は「2学期内申点」の確認を行います。
お子様の進路決定に役立てます。
個人情報保護法に則り慎重に取り扱います。
「9教科の内申点」のコピー 若しくは メモ を
ご持参くださいますようお願い申し上げます。
藤進ゼミナール