- 2022/12/19
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テストの点を後悔してはいけない! ~12月19日のお知らせです。
●スランプの原因、それは「自分はダメ」という刷り込みだ!
受験生は年内に出る会場試験結果が出揃う時期、
第一志望校合格判定に神経を尖らせる頃合です。
ですが、思うように成果が出ないときもありますし
そういう時はどうしても深く落ち込みがちです。
しかし、勉強を成功させるにはいちいち反省しないことが大切。
語弊があるかもしれないので言い換えましょう。
勉強では「精神的な反省」をしないことです。
精神的な反省?
これは過去のことを振り返ってくよくよすること。
「なんで、あんな問題を間違えたんだろう…」
と、できなかったことをいつまでも後悔することです。
できなかったことで勝手に落ち込んでいるだけですし、
はっきりって無意味、未来に向けてはマイナスです。
問題で間違えたからといって、それでおしまいというわけではありません。
精神的な反省を続けていると、どんどんスランプに陥っていきます。
スランプは「自分はダメなんだ」と
自分で自分に刷り込んでいくことによって起こります。
こうなると悪循環です。
「私はダメだ」と思い込んでしまえば成績が下がり、
さらに「やっぱり私はダメなんだ」と落ち込めば、
成績はもっと下がっていく…
こうやってどんどん悪い方へ向かっていってしまいます。
こうしたスランプ状態を脱却するには、精神的な反省をしないこと。
あくまで技術的な習得ができていなかったことへの反省に留めましょう。
●長期休暇中でもパターンを崩さない!
勉強のパターンを確立することは大変ですが、崩すことはいとも簡単。
そして崩れた勉強パターンを再構築することは更なる困難を極めます。
人間誰もが飽き易く、楽なほうに流れがち。
楽を覚え、継続してきた習慣を崩してしまえば
今度はその楽な状態が習慣と化します。
「このパターンを崩したら、後から苦労するのは自分だ…」
こう考えてくれれば話は早いのですが、
残念ながらお子様はそこまで考えが及びません。
ですがパターンが崩れる原因を取り除いたり、
崩れかけたところを修正してあげることが親御様には可能です。
「冬休みだし…」といった例外は禁句。
普段同様に起床、勉強時間を設け、定刻に床に就かせてください。
長期休暇後に登校出来なくなる事例が増えています。
休み気分が状態的習慣となってしまったケースが少なくないでしょう。
長期休暇中の「勉強モード」、例えば
◇本を携帯し、親子で読書に親しむ
◇やりやすいプリントを携帯し、一日数枚を仕上げる
といった工夫を実践してみて下さい。
この工夫が3学期に活きます。
大人には長期休暇最終日に仕事への切替行動をとる方がいらっしゃいます。
それと同じ発想をお子様に育みます。
言葉にしなくても、親御さんのそういった姿を目にすれば、
お子様には自然とその行動が刷り込まれていくことでしょう。
~今週は「冬期講習第2週」です~
■感染症対策の一環として、常時換気をしております。
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藤進ゼミナール