- 2022/10/24
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大切さを実感!学校体験学習の力 ~10月24日のお知らせです。
●コロナ禍で止まっていた学校行事が今年、ようやく動き出しました。
感染防止対策をしながらの体育祭や校外学習のほか、
先月には複数の学校で一斉に文化祭が開かれました。
文部科学省の全国学力学習状況調査によると、
昨年度、内容や方法を変更して
「運動行事(運動会等)」を実施した学校は
小学校の97.7%、中学校の95.2%。
また「集団宿泊活動(修学旅行も含む)」は
小学校の83.7%、中学校の61.8%が
内容や方法を変更して実施しましたが、
小学校の7.9%、中学校の21.0%は実施を取りやめていました。
●栄東中学高等学校の田中淳子校長先生は
校内新聞で次のようにお話ししています。
「3年ぶりとなる本格的な行事の再開、
学園全体の雰囲気が明るくなってきたように感じます。
文化祭では生徒たちの主体性が光りました。
自分たちで企画し、役割を分担して運営していく実行力は大人顔負けです。
上級生が下級生に助言をする姿、
自分と異なる意見を尊重し、調整していく姿には
コロナ禍で薄れてしまったかに見えた
学校ごとの一体感をしっかりと感じ取ることができました。
この2年間、文化祭を経験していない在校生にとって、
先輩方の的確な助言はどんなに心強かったことでしょう」
●コロナ禍では子供の学校行事や体験活動が制約されました。
影響の大きさが明らかになり、「体験」の場を復活させる動きが加速しています。
日本財団と三菱UFJリサーチ&コンサルティングが21年に実施した
「コロナ禍が教育格差にもたらす影響調査」では
20年度の学校行事の縮小や中止は
子供の「非認知能力」や「生活習慣」などに影響を与えていました。
非認知能力とは、目標の達成に向けた感情のコントロールなど、
学力とは違う「生きる力」のことです。
●影響は、文部科学省全国学力学習状況調査からも読み取れます。
2021年度の調査では
「学校に行くのは楽しい」
「将来の夢や目標を持っている」という小学生が減りました。
「楽しい」という回答は、今年度はやや増えましたが、
「夢や目標」は戻らないままです。
●学校行事にはそれぞれに目的があります。
コロナはなかなか収束の気配を見せず、
学校行事の制約を完全に解除するまでには
まだ時間がかかりそうですが、
「非日常」の中でも子供たちのはじける笑顔が創出され
成長の機会が作り出されていける、と改めて強く思いました。
★11/3(祝木)は年間予定により通常授業休業日となります。
★11/4(金) 漢字検定 本番です!
10~5級18:00~ / 4~2級19:30~20:30
★11/20(日) 2学期期末試験勉強 実施します!
◇感染症予防・収容人数・人数分散を念頭に置き、
お一方ずつ登校時間を指定させていただき、
入替制による指導を行います。
◇学習が深まり、応用中心の定期試験となります。
1点でも多く得点するために、下記の通り試験勉強を実施します。
[グループ1] 9:00~12:00 / 13:00~15:00
[グループ2] 16:00~19:00 / 20:00~22:00
【留意点】
★勉強に対する積極的な行動、自主的な姿勢を養うことを目的とします。
★学年・教科・時間に関係なく、「規定分量」の実行と「確認テスト」合格で終了となります。
★試験勉強には学校ワークを終わらせたのちに臨むと効果的です。
★私語・周囲への迷惑行為等は退室を願うことがございます。
★振替授業はございません。
藤進ゼミナール