- 2022/09/26
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リビングで「語り合う」読書を ~9月26日のお知らせです。
●「本」は迷いや悩みといった壁や岐路にある状況で
私たちを導いてくれることがあります。
英サセックス大学の研究によれば
読書によって軽減されるストレスは68%。
これは音楽鑑賞やコーヒー、ゲーム、
散歩などによるストレス軽減度を上回るそうです。
●読書療法(ビブリオセラピー)という言葉があります。
この言葉は、ギリシャ語で本を意味する「ビブリオ」と
癒しを意味する「セラペイア」に由来した造語であり
本を読むことによって得られる癒し効果を指す言葉で
イギリスでは政府公認の「医療システム」となっています。
個人で本を読むばかりでなく、誰かに本を読んでもらう、
グループ・セッションに参加する、読書会や文学講座に参加する等
さまざまな実践方法があります。
●この運動を推進しているのが
オーストラリアのスーザン・マクレーン博士です。
「読書療法は文学作品の言葉を用いて
個人、家族、コミュニティ、社会全体に良い影響を与える行為。
これによって人は心理的、社会的、感情的な問題と
向き合いやすくなります」と博士は提唱します。
物語の中へ感情移入し、
一つの問題をさまざまな視点で捉えることを目的とします。
●秋の夜長、物語、詩、歌詞などをご家族で朗読し、
聴き手がその作品のテーマや思考を掘り下げ
想像力を働かせ、世界にはいろいろな状況がありうることを考える、
そんなひと時を演出してみませんか。
想像力を駆り立てることでいえば、
ご家族でポッドキャストに耳を傾けることも有効でしょう。
●パンデミックや戦争の終わりなきニュースと
先行きの見えない現実の不安に慣れてしまった私たちは
よい物語、現実から逃避させてくれるフィクションを
かつてないほど必要としています。
本を読むことで、人とふれあう距離が近くなることを祈って。
◇10/2(日) 英検本番です!
○16:00~ 5級 / 3級 / 準2級
○18:00~ 4級 / 2級
◇中学生2学期中間試験勉強のご案内
学年中盤となり、内容が深まりました。
容易に得点できる問題が少なくなります。
1点でも多く得点するために
藤進は試験勉強を実施します。
□10/9(日) 9~15時 / 16~22時
藤進ゼミナール