- 2022/03/14
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時事問題に映る、皆さんの日常 ~3月14日のお知らせです。
●中学入試や高校入試の社会科の設問には、時事問題が盛り込まれます。
世の中の動きに対し、
受験生が興味や関心を持っているかどうかを評価する狙いがあります。
2022年度入試ではどのようなニュースやテーマが取り上げられ、
どのような形の出題が見られたのかを調べてみました。
来年度以降受験を迎える皆さんは参考にしてみてください。
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●頻出例トップは「選挙」
昨年10月に投開票があった衆議院議員選挙(総選挙)を出題する学校が目立ちました。
◇ 衆議院選挙制度の名称 及び 小選挙区「比例代表」並立制の記述(学習院女子中)
◇ 衆議院の小選挙区 及び 比例代表の各定数(議席数) (渋谷教育学園渋谷)
※[解答] 小選挙区=289、比例代表=176
◇ 総選挙での当選者決定の経緯を説明した上で各政党や得票数等を示し、
ある政党の比例代表での当選者を回答(東邦大附属東邦) 等
そして、埼玉県公立高校入試においても、
「小選挙区制と比例代表性の分類」が出題されました。
●人気のテーマ「SDGs」は今年も不動
ここ数年、時事問題で頻出しているのが、国連が掲げる「持続可能な開発目標」です。
この傾向は今春入試でも見られ、17の目標のうち、
ジェンダー(文化や社会の中で作られる性差)に関連する出題が目立ちました。
開成や浅野等がこのテーマを扱いました。
●新型コロナウィルスをテーマにした社会の出題では、
感染症対策に力を尽くした人物と、その業績を結びつける問題を盛り込む傾向も。
◇ 北里柴三郎 … 破傷風の血清療法を確立
◇ 志賀潔…赤痢菌の発見
◇ 野口英世…黄熱病の研究 といった具合です。
また、学習していない内容を長めの説明文で解説しながら設問に誘導する、
という出題パターンも確立されてきました。
説明文の内容を正しく理解する読解力や、
説明の文章をヒントに回答する応用力が問われたといえそうです。
●東日本大震災の発生(2011年3月11日)から10年-
節目として取り上げる学校がありました。
●来年度以降も、私たちの身のまわりの出来事や
これからの社会に必要な課題や議論の中から提示されます。
広い視野を持ち、そこから浮かび上がる課題を
様々な視点から見つめることが大切になるでしょう。
○3/20(日)・21(月)は休業日、翌22(火)より春期実力訓練となります。
3/11から配布しております「春期実力訓練時間割」をご確認くださいますよう
宜しくお願い申し上げます。
○中学生英語Active Study、今期よりボリュームUP!
21年度は60分設定でありました中学生英語Active Study、
今春より80分でスタートしております。
「英単語テスト」に加え、「文法テスト」を導入、
入試に強い学力形成を目指します。
○漢字検定受検申込受付開始!
授業時に受検級のご案内をします。
パンフレット記載の受検料を添えてご提出ください。
~漢検勉強のテーマ~
①家庭勉強習慣の確立
②自学自習習慣の確立
③国語読解力/語彙力向上の一環
④内申点強化
※合格方程式「早期申込 → 早期勉強開始」 = 合格への早道
に則り、目標を掲げた学習を実践しましょう。
○今週から第2期授業料ご納入に向けた月謝袋等を配布します。
藤進ゼミナール
http://gants-toshin.com