- 2022/02/21
-
感謝の念を「恩返し」で ~2月21日のお知らせです。
●国公立高/大学入試を目前にする時候となりました。
受験生の皆さんは日々の努力の成果を遺憾なく発揮する晴れ舞台。
悔いなく全力でぶつかるよう、教師一同祈願しております。
●今年度も感染症の影響で様々な制約や困難が生じました。
ですがその話題をぬぐい、グローバルな視点から眺めると、
世界では約3億人もの子供たちが学校に通えておらず、
更に6億人以上の若者は
必要最低限の読解力や計算力を習得していないと推計されています。
その多くは、発展途上国と呼ばれる貧しい国に集中しており、
とりわけサハラ以南のアフリカ諸国を見ると、
5人に1人以上が修学できていません。
学校がない、先生がいない、
学校に通うお金がない、働かねばならない、
弟や妹の世話をしなければならない、病気にかかっている、
そして、戦争に巻き込まれている、などが理由です。
その結果、発展途上国における若者の識字率は
先進工業国に比して著しく低い水準にとどまっています。
●一方、日本の子供たちを考えると、
いかに恵まれた存在であることが分かります。
食べるものや住むところに不自由することがなく、
教育の機会が保障され、
周囲から暖かく見守られながら学校生活を送っています。
しかし、このことのありがたさを取り立て感じずに、
ともすれば当たり前のことのように過ごしています。
「受験は辛い」「勉強が苦痛だ」という気持ちになることがあれば、
世界に目を向けてみることで私たちが感じている「辛さ」が
この地球上に暮らす同世代の「辛さ」と
どれほど次元の違うことなのかが感得できるでしょう。
そしてその、はるかに重い「辛さ」に苦しんでいる仲間に対し
この私たちが将来、何らかの形で救いの手を差し伸べることで、
恵まれた青年期を送らせてもらった恩返しができます。
小塾生全員が高い志を持って
次のステップへ進むことを期待しております。
●受験生たちはいよいよゴール間近です。
皆さんは中学、高校、大学受験、就職試験などを戦うために
必要な努力を重ねていきます。
人が努力をするのはもちろん自分のためですが、
そこに限界を感じた時、
「誰かのために」という目的を加えることで、
従来の何倍もの力を発揮することができます。
●2週間にわたる北京オリンピックが閉幕しました。
選手たちは晴れの舞台で空高く、風のように疾走し、
一縷の隙もない正確さで我々を魅了しました。
そして決して表には出ない家族やスタッフの尽力に
惜しみない感謝の辞を述べました。
感謝の気持ちが感動の場面を生んだことは間違いないでしょう。
これはスポーツに限った話ではありません。
恵まれた環境の下、学習できることに感謝し、
その環境を整えてくれた親御様や周囲の方々に恩返しする気持ちを持つことは
長い人生の中での孤独感を和らげ、自らを鼓舞する力の源泉に繋がります。
●培ってきた力を信じ、存分に力を出し切ってください。
全力を尽くした皆さんの晴れやかな笑顔が見られるよう、
心より願っています。
~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~
※年度末となりました。
本日2/21(月)の授業をもちまして
2021年度の通常授業は終了となります。
2022年度授業時間割を
2/22(火)に小塾WEBSITEにてお知らせします。
◇22(火)~27(日) 2022年度準備 / 入塾希望者体験授業
◇2/28月 2022年度開始
☆ 新年度お友達紹介キャンペーン開催!
下記の学年にて入塾生を募集します。
お知り合いで塾をご検討されている方がいらっしゃいましたら、
ぜひ小塾にご紹介くださいませ。
◇新小学4~6年生
◇新中学3年生
入塾ご成立の場合は以下の特典がございます。
① QUOカード¥500進呈
② お子様の塾ナビポイント50p付加
藤進ゼミナール