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2025/10/27

【藤進ブログ】 算数の立式と計算は書き記せ! 面倒臭さでスキルUP!

●低学年のうちは頭の中で簡単に解答できる計算問題。
 
 ですが、学年が上がると内容も複雑になり、頭の中だけで処理するのが難しくなります。
 
 途中式や筆算を「書き留める」ことで、正確な答えに辿り着くことができるようになります。
 
 
●小学時はだんだんと桁が増え、整数から小数、そして分数へと数の範囲が広がっていきます。
 
 例えば円周率を用いた円を扱う問題では、寸法が大きくなり
 
 図形が複雑になるほど立式と計算処理の過程が大切になります。
 
 
  【問題】半径4cmの半円と半径2cmの円の面積の和を求めよ。
 
  【解答】4×4×3.14÷2 + 2×2×3.14 = 36.68  答. 36,68cm²
 
 
 立式は正しくできています。
 
 冒頭の「4×4×3.14÷2」で大きい円の半分を求めていることがわかります。
 
 続いて、「2×2×3.14」で、小さな円を計算しているとわかります。
 
 式の書き方としてはよいです。
 
 しかし、このあとの計算過程の途中式が書いてありません。
 
 きっと別の用紙に書き、導いた答えのみを書いたのでしょう。
 
 計算のどこかで間違っているのですが、各部のかけ算で間違ったのか、
 
 それとも最後のたし算をするときに間違ったのかがわかりません。 
 
 
●計算過程を書くことは、ミスを見つけるための大切なプロセスです。
 
 本人が自分で見直すため、そして具体的なミスの傾向をつかむためにも
 
 書き記すことで間違えを正すことができ、今後に繋がります。
 
 
●暗算が長けていたとしても、式を書くことを習慣にしてください。
 
 正答が書けていても、暗算で解いていたり
 
 余白に書きこんだ筆算を消しゴムと消してしまったりするお子様もいます。
 
 その場合、「どうやって考えたの?」と問うと、正答に至った解法を説明してくれます。
 
 「すごい!それをノートに記してみな」と伝え
 
 書くところを見守れば、お子様の理解度がわかります。
 
 
●普段の勉強で、途中式や計算をすべてノートに書くことを徹底しましょう。
 
 ページに適度なスペースを作りながら
 
 また適度な字の大きさで書けているか確認してください。
 
 慣れてくるとテストでも所定のスペースに収まるように
 
 途中式や筆算も書けるようになってきます。