藤進ゼミナール

埼玉県志木市で学習塾をお探しなら
藤進ゼミナール

お電話でのお問い合わせはこちら

048-472-1618
048-472-1618
お問い合わせ

新着情報news

2025/10/06

【藤進ブログ】〝問題文の読み間違い〟は〝修正可能〟だ!  

●「問題文の読み間違い」は全教科に共通するミスです。
 
 このミスがなくなれば取りこぼしが減るので、今すぐ修正したい点です。
 
 実力はあるのに、早合点しがち。
 
 暗記教科の知識を問われる問題でも
 
 このようなミスをついついしてしまう…という方がいらっしゃいます。
 
 しかも、口頭だと正しい答えが導き出せるのに
 
 問題文を読んで答えてもらうとできなくなってしまう…ということもあります。
 
 
●そのお子様の問題を解く様子を観察すると、様々な特徴があります。
 
 ◇文字を1文字ずつ把握するためか、単語や分節など「意味のかたまり」として理解できない
 
 ◇助詞など細かなところを読み飛ばす
 
 ◇目立つ文字の意味だけを捉える など
 
 上記の特徴から起こるミスを挙げてみましょう。
 
 
①「正しくないものはどれですか?」
 
 と問われているのに、「正」という文字から判断したためか
 
 「正しいものを探せばよい」と勘違いして答える。
 
 
②文の冒頭を読むだけでわかったつもりになり
 
 文を最後まで読まずに答えてしまう。
 
 
③問題を解いているうちに聞かれていることを忘れてしまう。
 
 
《さあ、修正してみよう!》
 
◆~小学生編  自分で気づけるよう、おうちの方の〝声かけ〟が大切です!
 
 低学年の方の場合、間違っていることを指摘するのではなく、
 
 「本当にその答えで合っているかな?」
 
 「もう一度、問題文を読んでごらん」
 
 など、声かけによって間違いに気づかせましょう。 
 
 オススメは何と言っても「音読」です。
 
 間違えた箇所の問題文を読み上げてもらいます。
 
 文を正しく理解することが勉強のスタートです。
 
 文を意味として捉えられていないと、不自然なところで途切れます。
 
 また、漢字が読めていない場合もこれでわかります。
 
 読めないところは一緒に読み上げるなど、サポートしてあげてください。
 
 また、すべての文字を読み上げれば、
 
 それだけで文の意味が理解できる方もいらっしゃいます。
 
 読み飛ばすというクセも次第になくなっていきます。
 
 
◆小・中学生編  音読をフル活用!
 
 読む素材は、国語以外の教科書、小説、何でもOKです。
 
 「アナウンサーみたいに上手に読めるか?」など、
 
 楽しい要素を盛り込みましょう。
 
 低学年であれば面白がって一生懸命練習します。
 
 音読で滑らかに読めるようになると、
 
 黙読でも落ち着いて文字を読み飛ばすことなく、
 
 スムーズに読めるようになります。
 
 オーソドックス、されど救民妙薬の効果があります。
 
 
 
藤進ゼミナール