- 2020/11/02
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「めんどくさい」と一蹴する子にうってつけの漢字勉強法 ~11月2日のお知らせです。
■いよいよ今週金曜は漢検本番。
本番までの数日は、合格を手に入れるために力を入れて学習しておきたいところです。
漢字学習は凡ての学問の根幹を含んでいます。
つまり漢字の学習習慣から “自ら学習する” 真の勉強法が枝葉をつけていきます。
今週は学問を征するための漢字学習法を特集します。
■国語のテスト成績を上げるには漢字から
●国語の成績を上げるには「漢字」の勉強から始めましょう。
漢字は国語のテストに約2割の配点で出題されます。
漢字を征すれば、国語は安定した得点を取りやすくなり、
練習に要した時間が結果に表れやすい効率の高い分野です。
●どの科目においても、苦手意識があるほど、その勉強をおろそかにしがちです。
それは自分に合った覚え方や練習法が確立できていないことに起因します。
漢字の場合、「何度も書けば覚える」という思い込みを持たれている方がいらっしゃいます。
これは「暗記教科は覚えればよい」と同様にお子様の苦手に拍車をかける要因となります。
漢字を覚えるために何回も書いて練習するのは、
“ウサギ跳び”同様、今ではオススメできない勉強法です。
■漢字の「読み」から苦手を克服する
●漢字に苦手意識を持つお子様がそれを克服するにはどうすればよいか ー
まずは配当漢字の「読み方」からスタートです。
漢字が苦手でも、読み方ならできるものがいくつかあるでしょう。
しかも書き方と違って気軽に取りかかれます。
練習というよりは「チェック」です。
読める漢字には○、読めなければ×をつけていきます。
数日おいて今度は×がついた漢字が読めるかチェックしましょう。
1回目のチェックをしたときに「正しい読み方」を確認しているので、
読めるようになっている漢字が増えているはずです。
読めない漢字には再び×をつけていきます。
■覚えるコツは、読めない漢字の「意味」をたどって短文づくり
●×が続いた漢字はお子様にとってなじみのない言葉なのかもしれません。
これらはその単語や漢字の意味をたどった後、短文を作ってみましょう。
無機質な単語を文章にすることで実生活とつながりのある「意味のある言葉」となり、
記憶に残りやすくなってきます。
■読めない漢字の確認を繰り返す
●読めない漢字の意味を理解できたら、再度×がついた漢字を読めるようになったかを確認します。
今までと同じように、正確に読めなかった漢字に×をつけます。
この段階になる頃には読めない漢字がずいぶん減っているでしょう。
後は、ここまでの動作を繰り返していきます。
■記憶定着への攻略ポイントは「部首」にある
●いよいよ「書き」です。ここでは「部首」に注目しましょう。
部首にはそれぞれ意味があります。
部首の意味を知れば、漢字が「記号」ではなく
「意味のあるまとまり」になり記憶に残りやすくなります。
●部首の意味を確認したら、同じ部首の漢字をまとめてみましょう。
「さんずい」「にくづき」…というようにグループ分けをします。
記憶というのは他の事項との関連、結びつきが強いほど強固になります。
まとまりのないバラバラの漢字を順番に関係なく
ひたすら紙に書いて練習するのは効率のよくない勉強法です。
漢字を紙に書いて練習するのは最終手段です。
●グループ分け後、読み方と同様に「書き方」の確認をしましょう。
○×をつけることを3回くらい繰り返してください。
これで書けなければ、いよいよ「連続」書きで練習をします。
●漢字は効率よく勉強すればできるようになります。
紙に何回も書いて練習するような「苦行」をする前に、
「おおざっぱに覚えること」を繰り返してみてください。
漢字が書けない!読めないと苦手意識を持ち、練習を面倒くさがるお子様も
この力添えで漢字が得意になってくれることを願ってやみません。
【今週のお知らせ】
◇11/3(火)は祝日による小塾年間休業日です。
◇今週より2学期父母面談会を開催いたします。
ご予約のご連絡を承りました方から順に
メールにてお日にちをご連絡させていただいております。
まだご予約をされていない皆様におかれましては
この機会にぜひお子様の現況そして今後の進路に向け
お時間を頂戴頂ければ幸いでございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
◇11/6(金)漢字検定本番
[10~8級] 18時~18時40分
[ 7~5級] 18時~19時
[ 4~2級] 19時30分~20時30分
※開始10分前までに登校・着席くださいませ。
◇11/8(日)習志野教室 後期中間試験勉強 開催
[対象] ○ 全中学3年生 ○習志野第三中1・2年生
※前回9月の試験結果をもとに、目標高く臨みましょう。