- 2020/04/06
-
今こそ、ルーティンを身につける。
●ワールド・ワイドに活躍するアスリートたちはルーティンを大切にします。
彼らはオフ・シーズンであってもストイックに自分のやり方を貫きます。
一度リズムを崩すと、元に戻すのが大変なことを理解しているのでしょう。
●子供たちの勉強も同様、大切なのはパターンです。
例えば、
「起きたら計算問題、そして朝食」
「金曜の夕飯後はリビングで漢字勉強をする」など
曜日・時間・場所をパターン化し、生活の時間割を作成します。
低学年の場合、自分に適した学習計画を立てなさい、と言っても難しいですから、
学習計画の準備練習として親御様と一緒に考えていきます。
●計画立案は 中 ⇒ 高 ⇒ 大 そして 社会人と進むに従い、重要になるスキルです。
小学生からその下地を養うと、お子様の人生で財産となります。
●重要ポイントは「命令された」と言う印象にならないよう、
子供の意見を聞きながら決めることです。
「毎日ここで1時間だけやろう」などと親子共有のルールが作れれば理想的です。
もちろん、パターンを決めてあげたものの、うまくいかないときもあります。
そういう時はスケジュールの見直しを行い、
あくまで勉強に入りやすいパターンを検討していきます。
主題は、お子様が学習習慣を身につけることです。
親御様が上手に介助してルーティンを作りあげれば、
いつしか自発的に勉強するようになります。
●小塾では「学習計画帳」を実践しています。
これはお子様ご自身が一週間分のスケジュールを作成し、
それを実行に移すことを目的としたツールです。
お子様は毎日の授業で与えられた課題、やるべきことを書き込み
自学自習の骨格を身につけていきます。
各教科の予定を一元化することで、自分がやるべきことの種類や量を把握でき、
適切な学習計画を立てられるようにすること、
物事を漠然と進めず、やるべきことを認識し、
そして取り組んでいくことの重要性を身につけることが狙いです。
やるべきことを可視化する習慣が身につけば、実力がその行動にけん引されます。
藤進ゼミナール